Project4:交流人口と関係人口の推計

交流人口と関係人口の推計について

2021/08/12

兵庫県立大学地域経済指標研究会

1「関係人口」と「交流人口」

「関係人口」は、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々である。 地方圏は、人口小減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面しているが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待される。
主に毎年入手可能な公的統計を用いて兵庫県及び県内市町(2015年~2019年)について推計した。

2推計の考え方

・昼間人口=定住人口(夜間人口)+域内への通勤通学者-域外への通勤通者
・交流人口=昼間人口-域内通勤通学者+観光客入込者
・関係人口=県外滞在者※1(住民基本台帳人口-推計人口※マイナス値はゼロ)
+県内一時滞在者※2+消費支援者(ふるさと納税者)+ゆかりの人口(ひょうごe-県民登録者等)※3
※1:住民基本台帳を置いたまま県外に居住する学生、単身赴任者等(定期的に帰郷)
※2:別荘等で一時的に滞在する者
※3:ゆかりの人口(検討中)

3推計方法と推計資料

推計方法と推計資料

推計方法と推計資料2

推計方法と推計資料3

資料データ

交流関係人口推計WS2019

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