2年間の博士前期課程(修士課程)プログラムを提供しており、修了時には修士(学術)の学位が与えられます。
様々な角度から多角的に捉え、実行できる人材を育成するため、「災害科学領域」「減災コミュニケーション領域」「減災復興ガバナンス領域」の3領域を一通り学修した上で、修士論文の作成に取り組みます。
兵庫県等行政機関やHAT神戸の防災関係機関から講義を受けるとともに、国内外の被災地や復興まちづくり等の現場をフィールド調査する等して、実践的な減災復興を学ぶ機会を提供 します。
学部で防災を専門的に勉強しなかった方でも、基礎科目で減災復興政策の概要を学修できます。さらに、学部教育の副専攻「防災リーダー教育プログラム」(※)の科目を聴講することもできます。
※副専攻「防災リーダー教育プログラム」:兵庫県立大学防災教育研究センターが提供している学部生向けの 副専攻プログラムで、「自然災害と防災」、「災害と人と健康」など22科目を開講しています。 基礎を学びたい大学院生は、聴講することが可能です。
地方自治体や学校、企業等にお勤めの方については、1年目で基礎科目、特別演習、専門科目を履修することで、2年目はそれぞれの職場に復帰し、勤務しながら修士論文を作成することができます。
本研究科では、3年間の博士後期課程プログラムを提供しており、修了時には博士(学術)の学位が与えられます。
主に阪神・淡路大震災以後の自然災害をとおして蓄積されてきた教訓をベースに、減災復興政策の理論化、体系化をより一層推進します。
減災復興政策に関連した学術分野を横断的に組み合わせ、災害に強い社会をつくるための学問を学際的に探究します。
防災関係機関が周辺に数多く立地する本研究科の立地条件を活かし、国内外の災害教訓を踏まえた防災協力に貢献する教育研究を推進します。
減災復興政策を、俯瞰的な視点から社会全体の枠組みを考察する「減災復興社会システム分野」と、現場の視点から個々の被災者や被災地が有する課題に焦点をあてる「減災復興人間・生活分野」の2分野から探究します。