当研究科では、令和4年4月18日に明石工業高等専門学校と教育研究に関する交流協定を締結しましたが、その一環として、令和5年3月16日に研究交流発表会を実施しました。各校から教員、学生それぞれ2名ずつ計8名が発表しました。両校から19名の参加がありました。
学生の部では、発表時間を20分間とし、質疑応答も別途10分間設けました。通常の学会より長めにとることで、スライドが丹念に作られており、動画も含め可視化されるなど、工夫の跡が見られました。さらに、他校の教員、学生も含めて、様々な角度から質問や助言が行われ、発表学生にとって貴重な機会となりました。教員の部では、シミュレーション、避難施設、地理空間情報、デジタルツイン等の角度から防災の最新の研究成果について発表がありました。今後の共同研究につながることを期待したいです。
開会の辞;13:00~13:05(減災復興政策研究科長・教授 永野康行)
学生の部;13:10~15:10 発表20分、質疑応答10分
13:10~13:40 減災復興政策研究科博士前期課程2年 秋山典子
「学校防災における学校事務機能の果たす役割に関する調査研究」
13:40~14:10 明石高専専攻科1年 竹ノ内史弥
「畳み込みニューラルネットワークを用いた土石流検知システムの検討」
14:10~14:40 減災復興政策研究科博士前期課程1年 松原郁洋
「建物内において、地震による揺れを受けた場合を想定した不安度調査」
14:40~15:10 明石高専専攻科1年 下田清太郎
「京都市にある神社の土砂災害時における指定緊急避難場所としての有効性調査」
休憩 10分
教員の部;15:25~16:45 発表15分、質疑応答5分
15:25~15:45 減災復興政策研究科長・教授 永野康行
「減災復興学の視点に立つシミュレーションを活用した新たなまちづくり -レジリエントな減災復興シミュレーションモデル構築に向けて-」
15:45~16:05 明石高専建築学科・講師 本塚智貴
「避難者自身による選択型分散避難を実現するための宿泊施設利用に関する研究」
16:05~16:25 減災復興政策研究科・教授 浦川豪
「減災復興学における地理空間情報の活用」
16:25~16:45 明石高専都市システム工学科・教授 鍋島康之
「デジタルツインと防災 バーチャルAkashi」
閉会の辞;16:45~16:50(明石高専建築学科教授 中川肇)
第1回研究交流会写真(学生の発表)
第1回研究交流会写真(教員の発表)