お知らせ

台湾・銘伝大学デザイン学部・研究科と学術交流協定を締結しました

2023/06/22

減災復興政策研究科と台湾の銘伝大学デザイン学部・研究科では、減災復興学を踏まえた防災研究のさらなる発展を促すとともに、グローバルな視点から、レジリエントな地域社会づくりに向け、双方が協働で取り組むことを目的とした学術交流を推進するため、6月6日(火)に当研究科の位置する神戸防災キャンパスにおいて、学術交流協定調印式を行いました。

 銘伝大学デザイン学部・研究科の防災学科には230名の学部生、12名の修士学生が在籍し、今秋開設する博士後期課程に3名の学生が入学予定です。同大学にとって、防災面での海外大学との学術交流は今回が初めてで、学術面での国際交流を進めたいとのことです。当研究科も、国際化を教育研究の重要な柱の1つに位置付けており、協定を締結することとしました。併せて、当研究科が推進するGAND(減災復興に関する大学間グローバルネットワーク、Global Academic Network for Disaster Reduction and Reconstruction)にも、銘伝大学が参加することとなりました。

 調印式には銘伝大学から、台湾から洪研究科長、林防災学科長、国際交流を担当する邵教授をはじめとする銘伝大学デザイン学研究科の5名の方々が参加、当研究科からは永野研究科長・教授、国際交流委員の青田教授、紅谷准教授、松川准教授をはじめとする8名の教員が参加しました。両研究科長の挨拶と各大学の紹介の後、両大学の教員間で、今後の教育研究をはじめとする交流について、活発に意見交換を行いました。

具体的には、銘伝大学の博士後期課程学生に対し、当研究科の教員が講義等を提供する機会や、銘伝大学学生の当研究科への派遣等について検討を進めることが考えられます。

研究面では、昨年度から銘伝大学とグリーンインフラを活用した水害に強いコミュニティ構築に関する研究に取り組んでおり、これも含め、両大学での研究をさらに進めたいと考えています。

(調印式の様子はケンダイツウシンや大学公式SNS等でもご覧いただけます。)
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