お知らせ

福島国際研究教育機構 (F-REI)からの視察をお迎えしました

2025/03/24

2025年3月24日(月)、福島国際研究教育機構 (F-REI:エフレイ) の視察訪問を受け、神戸防災キャンパスにて交流会を開催いたしました。

(参加者)
F-REI :山崎光悦理事長、大和田祐二執行役、田中剛調査役
WHO健康開発総合研究センター:茅野龍馬医官
兵庫県立大学:(本部)畑豊副学長、坂下玲子副学長、内田勇人副学長、永松信二特任教授
(地域ケア開発研究所)林知里所長、増野園惠教授
(減災復興政策研究科)永野康行研究科長、紅谷昇平准教授

F-REIは、福島をはじめ東北の復興を実現するとともに、日本の科学技術力・産業競争力の強化に貢献する、世界に冠たる「創造的復興」の中核拠点として、国が令和5年4月1日に福島県浪江町に設置した設立した組織です。神戸への視察の一環として、神戸防災キャンパスにお迎えいたしました。

交流会では、兵庫県立大から「減災復興・看護の研究体制」(坂下副学長)、「地域経済の被災・復興プロセス分析及び防災人材育成」(紅谷准教授)、WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)から「災害対策における保健医療分野の科学的エビデンス構築に挑むWHOの試みと日本、F-REIへの期待」(茅野医官)と題した報告が行われました。その後、F-REI側からは山崎理事長、大和田執行役からF-REIの組織や活動内容、今後の展望等について話題提供があり、昼食を取りながら約1時間、活発な意見交換が行われました。

東日本大震災の津波やそれに起因する原発事故による影響が大きい福島県の状況は、地震動による被害が中心の阪神・淡路大震災の被災地とは異なっています。しかし、互いの復興の取組や災害・事故の教訓を活かす試みについて情報交換することができ、実りある貴重な機会となりました。

F-REI山崎理事長からの話題提供

F-REI山崎理事長からの話題提供

人と防災未来センター東館入口での記念撮影

人と防災未来センター東館入口での記念撮影

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