博士前期課程２年次在籍中の佐藤敬生さん（澤田研究室）が７月３０日（土）にオンラインで開催された
日本都市計画学会関西支部・第２０回関西支部研究発表会において
「事前復興対策としての二地域居住政策の可能性について －兵庫県沿岸部居住者を対象としたアンケー
ト調査から－」の演題で発表した結果、奨励賞を受賞しました。
http://www.cpij-kansai.jp/cmt_kenhap/top/2022/syou.html
佐藤さんは社会人学生で長期履修の３年目ですが、西脇市に居住しながら空き家活用の実践や自治組織の活性化に関する取り組みも進めています。その過程で、二地域居住による地域の活性化が、将来的に発生が想定される巨大災害時の被災地企業のバックアップとなりうる可能性に注目し、兵庫県南部、南海トラフ巨大地震の被害が想定されるような地域に居住する人々のリスク認知と複数拠点での活動意向等について明らかにした論文です。今後、この成果も踏まえ、さらに実践と研究を進めていただきたいと思います。受賞おめでとうございます（指導教員：澤田雅浩）
